パシフィックスポーツプラザさくら

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プラザさくら/パシフィックスポーツプラザさくら(栃木県さくら市)

マスターズでもトレーニング効果は期待できるのか

2019.11.30 Saturday

 

おはようございます。土曜日担当の知野です。

今週は先週に引き続きマスターズでもトレーニング効果は期待できるのかについて伝えていきます。

 

・最大酸素摂取量の増加の要因

 

マスターズ選手のトレーニングでは、どのような要因が改善されて最大酸素摂取量が

増加するのでしょうか。マスターズ選手は鍛練していない高齢者と比べて心係数が22.5%、

動静脈酸素較差が15.6%高いとする報告や、最大運動時の1回拍出量が非競技者よりも

約20%高く、さらにトレーニングにより1回拍出量が有意に高くなるという報告があります。

1回拍出量の増加には、心臓の左室における収縮性や駆出率、短縮率の増加が影響し

ています。

このように高齢者では有酸素性トレーニングによって、心拍出量と動静脈酸素較差の

いずれもが改善する可能性があります。

さらに高齢者の有酸素性トレーニングでは呼吸筋の機能増大による肺喚気能や肺拡

散能が増加することも確かめられています。

 

・高齢者の筋力トレーニング

 

最近、加齢による筋力の衰えを防ぐ研究が相次いでいます。なかには最高齢96歳を

対象に、高齢になってからもレジスタンストレーニングにより筋力が高まることを実証

した研究報告もあります。 従来の研究では、高齢者の筋力の増加は、筋の形態上の

変化はなく、スキルが改善して起こるものと考えられてきました。

しかし、最近では高齢者においても筋肥大を伴う筋力の増人が確認されています。

60〜72歳の男性高齢者に対して、マシーンを用た運動を実施した結果では、大腿部の

筋断面積や等速性脚伸展力と屈曲力が有意に増加しています。

さらに遅筋線維と速筋線維の断面積がいずれも有意に増加しています。

また86〜96歳の超高齢男女を対象とした研究でも同様なトレーニング効果が認められ

ています。レジスタンストレーニングでは、高強度でのトレーニングで改善率が高くなります。

では、低強度トレーニングではトレーニング効果は期待できないのでしょうか。

マスターズ選手にとって運動強度が強くなると関節や筋障害が発生し、さらにさまざまな

問題が生じる可能性があります。高齢者を対象とした運動強度の違いによる研究結果

では強度依存性の可能性が考えられますが、低強度でも十分に期待できる可能性が示唆

されています。

 


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